男性が痩身エステに通うメリットやデメリットを考察してみました。

男性の美容事情~オンライン映えからコンプレックスの解消まで

男性も痩身目的でエステに通う時代

手でマッサージをしたり、器具を使って体をケアしたりする「痩身エステ」。
美容目的の施設として、理想の体作りに励んでいる女性に大人気の施設です。
女性の心強い味方として認識されている痩身エステサロン、実は今、男性にも注目されているのはご存じでしょうか。

 

厚生労働省による令和元年度の「国民健康・栄養調査報告」では、男性の肥満割合は33.0%、女性の肥満割合は22.3%。
この結果から、男性の方が肥満に悩まされていることがわかります。

 

 

 

 

「痩せ」は男性にとっての課題でもあり、その結果として痩身エステに注目が集まったのです。
では実際に痩身エステに取り組んでいる男性は、どのような点に魅力を感じているのでしょうか?

 

メリット、そしてデメリットも併せて確認することで、理想の体作りに取り入れるべきかどうか考えてみましょう。

 

メリットその1~全身をケアできる

エステでマッサージを受ける男性

 

ハンドマッサージによる痩身エステでは、自分では手の届かない場所もマッサージしてもらえるというメリットがあります。

 

手でリンパを流して基礎代謝をあげるハンドマッサージは、自分でもできるものの、膝裏や背中はどうしてもやりづらいです。
プロによって効率よく、リラックス効果の高いハンドマッサージを受けられる点は、痩身エステに通うメリットとして挙げられます。

 

メリットその2~効率よくケアできる

痩身エステサロンには、ハンドマッサージによる施術の他に、専用の美容機器を用いた施術方法があります。
キャビテーション、ラジオ波、ハイパーナイフなど。

 

特定の部位だけ痩せたいという方にとっても、高額な専用機器を専門家の技術込みで利用できるという点は大きなメリットです。

 

デメリットその1~費用が高い

痩身エステの最もわかりやすいデメリットは、費用が高いということです。
都度払い、回数券、月額会員など、さまざまな料金設定がありますが、いつでも気軽に辞められる都度払いの料金形態で、15,000円~30,000円程度。
複数回通うことを前提にして月額会員になれば1回あたりの料金が安くなりますが、それでも12,000円~25,000円は必要です。

 

デメリットその2~生活習慣の改善も必要

白米の誘惑と戦う男性

 

どの痩身エステサロンを見ても、基本となるのは基礎代謝力の向上です。
基礎代謝とは何もせずに消費するカロリーのことで、あくまで痩せるための基礎に過ぎません。

 

過剰な肥満体質の人は、基礎代謝をあげたところで劇的に痩身できるわけではないので、他のトレーニングや痩身方法を組み合わせる必要があります。
食事トレーニングはもちろん、場合によってはエクササイズを取り入れて運動習慣を身につけなければいけません。

 

行くだけで理想の体になる、と高望みしすぎないことが大切です。

 

「痩せ」に集中したいアナタにオススメ

女性だけでなく、男性も痩身エステで理想の体に近づける時代です。
ただしメリットもあればデメリットもあるのが世の常
自分の目標に最も近づける手段だという、自分なりの答えを見つけた上で、理想の体作りに役立てる必要があるのではないでしょうか。